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reversible moments

秋 / たまこクラブ ... 
萩原真穂 飯塚祐介 ソウチケツ 高橋仁

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最初にコンクリートポエトリーをアクリル板の上に印刷したのですが、篠崎先生と吉田先生と安斎先生のアドバイスを聞いて考えてから、最終的に残像の写真を応用しました。 不思議なイメージが現れました。展示の写真をwechatにアップしても、多くの中国友達が好きと言って、とても嬉しく感動しました。 テクストインフォメーション授業では街とキーワードを組み合わせて分析する知識やインスタレーションを作る能力など、いろいろ勉強して、楽しかったです。

ゲスト講師よりコメント

吉田愼悟
チーム秋の作品は、動く電車の窓から見た景色を連写し、アクリル板に貼った作品で、その見え方がきれいで、作品を様々な角度から、あるいはアクリル板の間に入って観察しようという気を起させる。 この作品には、そのように人を引き込む魅力がある。さらに作品をよく見ると、写っている画像の変化から電車の速度等も感じられる。電車の前から撮った景色と後ろから撮った景色の処理の仕方を変えるなどの展開を考えると、さらに魅力的な作品になると思う。

安斎利洋
この作品の真意をはたして読み取れただろうか、と帰る道々考えました。連続する瞬間をいくつか重ねたアクリル板。そのレイヤーの間に、時間の不連続を際立たせるように人間の影が入ると、予想外の美しい像があらわれる。この構造には、動画という情報の構造をさらけ出す、作者たちにも気づかれない作品の真意が隠れているのかもしれません。